2018-05-09 UPDATE

格闘ゲームからみるライトユーザー・ヘビーユーザーそしてメーカー間にある大きな溝

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どうも、totokoです。
さてはて、今回はW.G.のメインにあたる格闘ゲームに関するお話でも。
言うならば僕は「一般的な格闘ゲームで遊ぶのをリタイアした系ゲームライター」です。
その目線で、ちょっと書こうと思います。

そもそも今回の記事を書こうと思ったきっかけになったのは、こちらの記事を読んだからなんですよね。
ゲームまとめ情報
表題のような悲痛の叫びではないんですが、プロゲーマーの目線から、格闘ゲーム(DBFZ)を色んな人にやってほしい、ということをツイートしたら、それがバズったということです。
そして、それを受けてネットにて様々な意見が飛んできたことをまとめたということです。

広がる意識の差

内容云々はともかくとして、僕としてはここまでユーザー間で意識の差があるのかと思いました。
ガチプレイヤーとしては、コンボを繋げることや、コマンド入力ができるということは当たり前のことで、初心者のために読みあいとか戦い方を教えたほうがいいだろう。と考えるわけです。

でも、ライトプレイヤー(格闘ゲームをやらない層含む)からすると、そうじゃないんです。
彼らは「格闘ゲームにまつわる様々な要因が遊びのモチベーションを下げている」ために遊ばないんです。
僕らはコマンド入力もできないし、コンボもできません。それなのに「格闘ゲームは読みあいがいいんだよ」的なことを言われてもちんぷんかんぷんなんです。

ここですでに溝ができていますね。

ライトは「楽しく、自分の思い通りにキャラを動かしたい、ほんでついでに勝ちたい欲」が最優先なんです。
だから、スマブラが面白いって思われる所以ですね。スマブラってマリオがファイアボール投げる方法はBボタン押すだけですもん。

正直、236+Pで波動拳さえライトプレイヤーからすると意味がわからないんです。

だって、「下、右下、前、パンチ……」って入れてもその場でリュウが変な動きしたあとにパンチするだけで、波動拳!って言わないんです。

てはコンボが悪いのか?

僕は格闘ゲームを観るのは好きです。BLAZBLUEとかは稼働初期は遊んでもいました。
その時は田舎だったので、放課後に一人プレイモードでキャキャして楽しんでいました。
しかし、福岡に引っ越してそこのゲーセンに来た時に突然乱入してきた人に為す術もなくボコボコにされて、格闘ゲームで遊ぶのを辞めました。

本当にボコボコにされたんです。全く何もできずにただ僕のノエルが、敵のラグラのサンドバッグとなる様を眺めているだけでした。

試しにネットでコンボを調べてみても全く繋がらなんです。書いている通りに入力しても、コンボの数が増えないんです。

あとに知ったのですがどうやら目押し?みたいなのが必要らしく、定義としてのコンボが繋がっていなかったようでした。
そうなるとガチプレイヤーは「コンボをいくつかに分けて練習するといいよ」と言われます。

そこからもうプレイヤーレベルでのすれ違いが発生していますね。
僕らは思い通りに(少なくとも説明書に書かれてある必殺技ぐらいは)動かしたいだけなんです。
適当にボタンをガチャガチャするだけで、あの日僕をボコボコにした上級者のような動きをしたいだけなのです。

僕たちのサッカーができなかった。僕たちの格闘ゲームができなかった。

負けてしまっても「もっとこうすればよかったのかも」というのが分かればいいのですが、格闘ゲームの場合では「どうすることもできなかった」と感じてしまいます。

おそらくこれが一番の大きな原因だと思います。
例えばLoLだと、負けた試合を見返すと「あ、ここでキルされたのはJunglerのガンクに気がついていなかったのか、次はあのブッシュの視界を意識しよう」というのが、第三者から指摘されてもわかります。

負けてもいいんです。

いいんですが、そこに「負けたけど面白い!」と思わせる要素が必要なのです。
それがゲームなんです。

大切なゲーム体験を蔑ろにしいる限りこのユーザー間の溝は埋まらないでしょう。

それがいわゆる格闘ゲームの人口が少ないと言われることなのでしょう。
このまま競技人口が少ないと、そもそも競技として盛り上がらないわけですね。
大会の賞金もあがらなければ、配信や動画投稿等も視聴者が増えない。
そうなるとますますe-Sportsで考えた際に衰退の一途です。
だからこそ冒頭のような「初心者きてええ」というツイートが出たのだと思います。

結局、格闘ゲームの溝を大きくしたのは誰か

それはライトプレイヤーの参入障壁をめちゃくちゃ高くしたゲームメーカーかもしれませんし、平気で初心者狩りをしてしまうマナーの悪いプレイヤーかもしれませんし、見当違いのアドバイスや講座をしてしまうヘビープレイヤーかもしれませんし、波動拳コマンドも入力できないようなヘタヘタなライトプレイヤーかもしれません。
とにもかくにも、様々な要因によって格闘ゲームがe-Sportsの中ではマイナー競技になってしまったのだと思います。

蛇の足

既存の格闘ゲームに疲れた方、ニンテンドースイッチ専用ソフト「ARMS」おすすめです。
これは僕が久しぶりに面白い!と思った格闘ゲームですよ。

WRITTEN BY

totoko

基本九州弁の都内在住のゲームクリエイター兼ライター/1991年生/ゲーム/マンガ/アニメ/LoL/MHW/プランナー/ライター/フォローはお気軽にどうぞ。/込み入ったお話はtotoko.staphi@gmail.comやDMで。

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